「Memories of Spring」

It’s a living (Ricardo Gonzalez)

2020.10.02(Fri)-10.17(Sat)

at hpgrp GALLERY TOKYO

It’s a living.

「生きている」、「生きるということ」または「人生」とも訳せるかもしれないこの言葉を自身のシグネチャーとするアーティスト、リカルド・ゴンザレス新作展の開催をご案内申し上げます。

It’s a livingはリカルド・ゴンザレスを表現するフレーズにとどまらず、彼の哲学とも言えます。美しく、シンプルな書体で描かれるリカルドの作品は、巨大なスケールの壁画や、世界規模のブランドのロゴや広告、またストリートで見かけるステッカーまで様々な形で発表されています。

祖父が1960年代に書いたカリグラフィーの美しさに魅せられて、自身もカリグラフィーを始めたリカルドは、その過程でグラフィティ文化にも強く影響を受けながらニューヨークでタイポグラフィーを学びました。「書」の要素が強いカリグラフィーと、画面全体のグラフィカルなクオリティに影響するタイポグラフィーの面白さを融合させることで確立されたリカルド独自のスタイルは、ストリートカルチャーの温度感を保ちながらも、優雅で洗練された表現が特徴的です。

メキシコで過ごした幼少期より日本のアニメに強く影響されて育ったリカルドは、日本に特別な思い入れがあります。「Memories of Spring」という本展のタイトルは、かつて春の日本を訪れた時の印象から名付けられました。日本の美しさにすぐに魅了されたと語るリカルドは、世界的なパンデミックにより国を超えての移動が難しく、今回の来日は叶わなくなりましたが、ブルックリンのアトリエで日本に思いを馳せながら本展で紹介する新作を描きました。目の前で様々な価値観が激しく変化していくこの時代に、リカルドの描くシンプルで力強い単語やフレーズは私たちに多くの問いを投げかけてきます。It’s a livingは単に「生きている」だけではなく、私たち一人一人に「どう生きたいか」を考えさせるきっかけを与えてくれるかもしれません。

Concept:
今回の作品は、使い捨てカメラを使って春に日本で撮影した写真の色彩や、それを見て考えたことをベースに描きました。全ての作品は、特定の瞬間の記憶と、人生の素朴さを感じた時を描いたものです。

.-It's a living ( Ricardo Gonzalez )

hpgrp GALLERY TOKYO 

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